英語圏のアプローチとナンパ師について
アプローチの種類について、特に英語圏ではどのような方法を使って女性に話しかけるのかというパターンをカテゴリー別に、今後数回に分けて解説をしていきます。
アプローチの種類とは、女性にどのように近づき話しかけるのかという方法の種類のことです。
アプローチの種類はざっくり分けると7種類あります。
今回はその中の一つである「缶詰アプローチ」についてお話をします。
その前に、英語を少しご紹介します。
【ワン単語・フレーズ】
a pick-up artist
ナンパ師
Aspiring pick-up artists
熱烈なナンパ師
He invariably want pick-up lines.
彼は常にピックアップライン(口説き文句)を求めている。
世界のナンパ師について
Pick up artistは世界でナンパをするナンパのプロで、コミュニティーやセミナーなどを開いて女性の口説き方を教えている人たちです。
昔はアンダーグラウンドなコミュニティーで公には出ず、メディアなどは避けていた人たちが多くいました。
ところが近年ではとある数名のグループがナンパ師の軍を育て、世界の至バーやクラブなどへ押し寄せ、瞬く間に女性たちの間で悪名高く嫌われる存在になっていきました。
日本ではあまり知られていませんが、海外ではその戦略的な巧妙な口説き方がメディアや公の場でよく取り上げられるようになり、女性陣もひっかからないよう気を付ける人が増えている昨今。とそんな感じです。
ナンパ師が嫌われ始めたその理由は、あちこちで色んな男が同じナンパの仕方でキャッチセールスのようなコピーを量産していったことが広まり、またその方法自体が女性を侮辱したり、強くからかったりして誹謗に繋がるようなことが増えたからです。
こういうことになったのは、教え方の下手なナンパ師がモテない男たちを育成してクラブやバーへ練習をさせに行かせたりと、いたるところで目立つようになりどんどん表沙汰になっていったからです。
以下、私の考えです。
女性の間ではPick up artistイコール「悪い」と思う人が増えたわけですが、ナンパ師みんなが下手な教え方をしているわけではないですし、女性だって恋をしたいわけですし、また恋愛は偶然ではなく100%男の意図によって成立するものなので、女性にモテたいと思う男性がモテるように磨きをかけるのは何も悪いことではないと、私は思います。
世界でナンパ師が良く思われていない理由は、女性の心理を利用して操ってベッドへ連れ込む方法を多くの男性に広めているという見方を女性たちにされているからなんです。だから悪質で詐欺的だと思われているんです。
だけど、無口でただ突っ立っているだけの男は女性から見て魅力的じゃないんでしょう?じゃ口説き方やモテ方を男だって学ばなきゃいけないでしょう?それを悪質で詐欺的と言われると困るよね。って思います。
てなわけで、ナンパ師そのものというか、教え方に私は問題があるのだと思うわけです。またアンダーなコミュニティーでいればよかったんでしょうよ。
女性をもっと理解してモテる男が増えること自体は世界の恋愛や男女関係が熱くなり良い事だと思うし、個人化が進み男女の関りがなんか冷めてきた現代には特にプラスなのではと思う次第です。
以上、余談が長くなりました。すみません。
缶詰アプローチ
缶詰アプローチとは、口説き文句をいつでも出せるように、あらかじめ用意したフレーズや言葉を缶詰のように頭に詰めて持ち歩き、口説きたい女性や通りがかりの女の子へその場で迷うことなくアプローチをかける方法です。
あらかじめ言葉を用意しておくというと、わざとらしいと思うかもしれません。
が、実はこれ練習を重ねれば重ねるほどアプローチがうまくなり、次第に英語も上達し、ナチュラルに女性へ話しかけれるようになっていくプラスな方法です。
突発的に女性を魅了する会話が毎回できるようになるには、いろんなフレーズをすでに頭に搭載していると簡単です。だから色んな所でピンポイントに繰り出せるわけです。
ナチュラルに突発的にしゃべれるという男も中にはいますが、女性との会話の経験数や人としゃべることが凡人よりも多い人生を送ってきたからに他なりません。
普通は練習したりとか、繰り返し経験することで覚えていくものです。
フレーズや会話の一部分を覚えて何度も繰り返すことによってどんどんナチュラルになっていき本物に変わっていくわけです。
最終的にはそのかき集めて脳内に缶詰にした言葉が色んな状況に合わせてうまく出てくるという仕組みです。
「そんな事前に準備するなんていやらしい。」と、その場でナチュラルにいつも突発的なアイディアにこだわる男性もいますが、統計的に大体人間が考えることは似ていて、いざ女性を目の前にすると多くの男が同じことをしゃべっていることが多いのです。
ですので、女性からするとまた同じような男に遭遇したと思われがちということです。
それなら人とは全く違うしゃべり方を考えて工夫するほうが魅力を生みやすいし、事前に用意した言葉だとしても、「モテ率」を考慮するのならそのほうが断然女性の耳にとまりやすいです。
缶詰アプローチとは例えば以下のようなフレーズを丸覚えして、状況に合わせてコンテンツを変えたりして自分なりに言いやすいように工夫していくことです。
以下は缶詰アプローチの一部の例です。
(友達と話をしている最中に近くに気になる女性が現れた時のシチュエーション)
Are you guys shy? I’ve been standing here talking to my friend for like 10 minutes now and you still haven’t said ‘hi”. ちょっとあなた達シャイなの?今ここに立って10分ぐらい友達と話をしているけど、まだ「こんにちは」すら言ってくれないけど。
(たまたまランダムに女性に出くわした時などのシチュエーション)
Hi… are you friendly? Can you tell me where the JC Penney or mall is at Yeah, I’m looking for a gift for my little sister. Actually, have you got any good ideas? あなたフレンドリー? JC Penneyかモールどこにあるか教えてくれない?そう、僕の妹にギフト探してるんだよね。ていうか、何か良いアイディアない?
【ワン単語・フレーズ】
They’re sure it will sound false.
それらはもちろんうそっぽく聞こえる。
They’re worried about being called out for it.
彼らは女性に気づかれることを心配している。
But herein lies one of the great counter-intuitive truths of pick up.
でもその中に最も直観に反した真実の口説き方がある。
今回は以上です!
ではまた次回。