初めは良かったけど、後に上手くいかなくなってしまう原因
恋愛にひずみが生じる時、どこかに不満を感じ始めている時、お互いに色んな理由があると思います。
日本人男性がよく思うことは、相手がもし日本人女性ならこうなのにとか、日本人なら分かってくれるんだけどな~とか、人種の違いを指摘することが多いです。
お相手の人種が違えばもちろん考えることや価値観も当然違いますから、色んなことでずれや複雑さを感じることがあると思います。
でも意外と、どんな人とお付き合いをしても、問題になるポイントは似通っていて、そんな度肝を抜かれるような理由ではなくて、大体ものすごいシンプルなことがほとんどなんです。
今回は、日本人男性が言いたいこと、主張したいこと、思うことではなくて、外国人女性からの観点で見たときに、上手くいかなくなってしまう一番多い原因、または日本人男性の彼氏を持つ外国人女性からよく耳にする悩みについてお話します。
気遣いが足りない
日本人男性は非常に論理的な人が多く、こうだからこうなんだという理屈に沿って物事進める傾向があります。
もちろんごもっともなんですけど、恋愛になると理屈って女性と相性が合わないんです。
もちろん世の中は論理的でないといけないことはたくさんあるんですが、女性が感情的である以上は、理屈や論理はちょっと置いておいて、包み込んであげるというフォローをしないと、ただの冷たい人間として見られてしまいます。
例えば、彼女が風邪をひきました。病院に薬をもらいに行くことになりました。といったシチュエーションです。
日本だと彼氏が病院について行くことなんて稀ですよね?症状の度合いで決めたりしますよね?それぐらい一人で行けるでしょとか。さすがについて行ってあげないとかわいそうとか。
これが例えば海外だと、彼氏が一緒に行くのは結構普通なんです。症状の度合いなんかで決めたりしないんです。彼女だからっていう気づかいなんです。それ以上でもそれ以下でもないんです。
日本人だと「そんなことで一緒にいくの?」とか優先順位を考えたり、理由が発生するんです。
ところが、国際恋愛ではそんな理屈ってどうでも良くて、何も考えずに即決で一緒に行くことが普通なんです。
外国人女性が指摘するポイントは、日本人男性のこういった理屈っぽいことで彼女を気づかうことを忘れていることなんです。
本国の男性に比べると冷たいなぁと思ってしまうんです。
日本のロジックって日本でしか理解されないこともあります。
男なら知らず知らずのうちに理屈っぽく考えていることがあるかもしれませんが、一切忘れてしまってもっと気づかってあげることが大切です。
気持ちの表現が薄い
日本人男性の愛情表現が乏しく、本当に私のことが好きなのかなと疑っちゃうという外国人女性が結構います。
例えば一日のやり取りにしても、単調でモノトーンでスイートな表現がほぼないとか。
スペシャルな日に手紙を書いたり、花をあげたり、料理してあげたり、部屋をデコってサプライズしてあげたり、とこういった気持ちを伝えることよりも、品物をポンと買って味気なく渡すような男性が多いんです。
「めんどくせ。」って思っているあなたです。
月日が流れるにつれて、ただ何かいるだけのような人になってしまうと、女性は先行きを考え始めます。
気持ちを形にすることが苦手な人でも、相手が人間である以上はハートのつながりを表現できるものを持っていないと、やっぱり相手も一緒にいる意味を感じないですよね。
苦手だと言っても、それは努力してでも伝えないと、相手はロボットではないですから、気持ちのシェアが必要なんです。
そこがまた人間の良いところでもあるわけです。
相手が喜ぶサプライズを考えたり、こまめに日々気持ちを伝えることが大事です。
サプライズを用意したり、気持ちをうまく形にしていくことってもちろん結構労力とエネルギーを使いますよね。
これが男性にとって作業になってしまうとお終いなんです。
一緒にいることの意味をよく思い出して、付き合い始めたあの当初の嬉しかったことやいちゃいちゃ感を忘れずに。
スキンシップがない
これも良くある話で、キスをしないとか、ハグをしないとか、手をつながないといったことです。
日本人の特徴はあまりベタベタしないんです。
恋人同士でも、なんかいつも一歩引いている感があって、相手が外国人女性だと「避けてんのかな。」とか「シャイなのかな。」とかいろいろ感じるそうです。
スキンシップも愛情表現の一つで、お付き合いの段階でこれがほぼないというのは、海外では離婚寸前の中年の夫婦みたいな感じなんです。
相手としては難しさを感じ始めて、なんか空気が悪いなとか思うわけです。
良くある日本人男性の心境は、人前でベタベタするのが恥ずかしいとか、周りになんか思われるのが嫌だとか、そういった理由が結構あるんです。
でも周りを気にしているようだと、相手は不快に感じます。「私よりも周りのほうが大事なの?」と思うわけです。
日本人男性は周りのほうが気になるんです。でも外国人女性は自分に集中して欲しいわけです。
この矛盾で相手はどんどんイラ立ちに変わっていくんです。
パブリックの前でキスができないとかなると、相手の感情としては「もういいよ。」ってなっちゃうこともあります。
こういったことで一気にブレークアップすることもありえます。
その男性のダメさを目の当たりにして、あまりにも失望してしまって切り捨てちゃう女性もいます。もう連絡もなしです。
恋愛はあなたと相手だけの世界です。マトリックスの周りが静止している場面を思い出してください。彼女と外へ出たときはその状態を描いてください。
コミュニケーションが少ない
会話が少ないというのも破局の原因になりやすいです。
世界の離婚の原因のトップ5に「コミュニケーション不足」というのが含まれているぐらい、リレーションシップには会話が欠かせないんです。
語学力の問題であまりしゃべれない人なんかも、初めはそれでもお互いが好きだから成り立つんですが、日々マンネリ化していくと、自分は良くても相手が不満を感じ始めたり、あまり会話をしないことへのストレスにもなりかねないんです。
語学力に関係なく普段からあまりしゃべらない人とか、よく人と沈黙する人なんかは、おしゃべりな女性とは相性が合わないかもしれないです。
女性はしゃべることで解決することが多いですから、会話が少ないとそれだけ未解決な問題も溜まってしまいます。
コミュニケーションが少ないイコール不満材料の蓄積ということです。
無口というのは、個人の性格の問題が大いに関係しているので、明日からべらべらしゃべりましょうといってもそう簡単ではないです。
ですが、恋愛はコミュニケーションを最大化することが最善で、話したいという意識がないと彼女との先行きが怪しくなるかもしれません。
努力してでも常にしゃべるようにすることで、相手の不満が解消されていきます。
時間がない
仕事が忙しい。
これは日本人同士では理解されます。
でも日本人以外の人にはなかなか理解されないんです。
「なんでそんなに働くの?」とか「切り上げればいいじゃん。」って思うわけです。
でも日本人はそれができないんです。「残業が。」とか「先輩が。」とか「上司が。」とか「会社のルールが。」とか。
これも矛盾するよくある問題の一つで、仕事を最優先する日本人とオフ時間に価値をおく外国人との観点の違いです。
デートにまるで行ったことがないとか、平日はほとんど会えないとかそういったことから不満に転換していくんです。
日本をよく分かっている人でも、あんまり会えないと相手の恋愛感情が徐々にシュリンクしていきます。
もちろん会社をそう簡単にはやめれないというのはごもっともなんですが、相手の心境と恋愛状況からするとそんなの言い訳にもならないんです。
近くにいながら会えない、会ったとしてもいつも疲れ切っているとかだと、一緒にいる意味を考え始めてしまいます。
現実なかなか難しいですが、仕事と恋愛の両立をちゃんとバランスを取る「努力」が恋愛継続には必要です。
遠距離になってしまう
これはどっちのせいでもないんですが、どちらかが違う国から来ているわけですから、「一生とどまる」という決断をしない限りは、行く行くは遠距離恋愛を経験せざるをえない状況になります。
仮にどちらかが志を持って決断をしたとしても、ビザの問題が出てきますから、国際恋愛である以上はどこかで遠距離恋愛を想定せざるを得ないんです。
こうなった時に、難しく考え始める人と、簡単に考える人と、将来のお互いの実現に向けてものすごく頑張る人といるんです。
どんなタイプだと継続しやすいかというと、結論はどんな人でも遠距離になると難しいです。
それで本題の、恋愛にひずみが出始めるときというのは、女性の感情のアップダウンと、男性側の論理に基ずく解釈が限りなくかみ合わない時というのが関係が崩れやすくなるんです。
この女性の感情と男性のロジックのぶつかり合いは180度違う世界ですから、論理的に解決しようとしても解決しないんです。
こうゆうぶつかり合いが、遠距離を考え始めた時ぐらいから、どんどん破局の方向へ向かっていく場合があるんです。あくまでも「場合」です。
お互いに上手く進めていけば乗り越えられることなんですが、その時のタイミングや感情、複雑な状況を毎日考えた時の疲れとか、色んなことで状況が悪化してしまうというのが遠距離を想定した時の破局へむかう原因です。
お金の問題
国際恋愛だけに、やはり相手も違う国の男性とお付き合いをしているということで、将来を普通よりも厳密に想定しがちなんです。
お金目当てなのかとか思うかもしれませんけど、事実何をするにもお金はかかるじゃないですか?
必要なものは必要で、それがないと不安をあおってしまう原因になるんです。
恋愛にはある程度お金がかかるというのを想定範囲に入れておくことが絶対に必要なんです。
普段からお金がなくて行動するにもリミットがかかってしまうほどまずいと、女性としては心配になりますし、こういった不安が続いてしまうと、恋愛継続の雲行きが怪しくなっていくんです。
本当にその男性が好きならある程度継続します。
ですが将来が見えず不安な上に、さらに国際恋愛という複雑さが絡むと、女性の心境としては「うちらどうなるの?」なんて思い始めたりするんです。
これにも状況改善の努力が唯一の薬かもしれません。
相手がセックスに不満を感じている
これは日本人うんぬんではなくて、どんなカップにもあり得ることです。
短すぎるとか、自分のことしか考えていないとか、彼とイッたことがないとか、親密さを感じないとか、キスの仕方が嫌だとか、あげればきりがないほど色んな理由があって、人それぞれその理由も違います。
ただセックスは恋愛継続にものすごく重要なことで、結婚を想定するなら尚更です。
女性の浮気の原因は、「セックスからくる不満」というデータは実は「少ない」ですが、ただずっと不満を感じていると私生活にも影響がでますし、恋愛そのものも不満に転換していってしまうことがあります。
一番よくないのは相手の気持ちを考えず放っておくことです。あまりそういった話をしないとか。これがストレスに変わっていくと破局の原因になります。
相手の満足度をチェックすることで自分がどう思われているのかがわかります。
真面目に「どう?」って聞くんじゃなくて、いちゃいちゃしているときにセックストークをたまにしてみるとかで相手の心境がわかります。
話題を引き出してチェックしましょう。
改善には満足のいくセックスを極めるしかないです。お勉強と実践の繰り返しです。
お互いが難しく感じ始める
言語の問題も文化の違いも、考えかたも全部が難しくなってくることが人によってはあります。
初めはお互いの好意で成り立っていたものの、違いの複雑さから、どんどん距離ができ始めてくる場合があります。
そうなると、やはりお互いの将来のビジョンが合わないと感じることから、ブレークアップの方向へ向かうことがあります。
お互いが生まれも育ちも環境もすべて違うわけですから、いつも自分ベースで考えていると、もちろん合わなくなります。
主張を控えるというのも時には必要で、お互いのバランスを取っていくことは国際恋愛には必要不可欠です。
うまくリードしていくのも男の役割ですから、「あー合わない。もうダメ。」とかすぐに思わずに、どうすれば上手くいくのかなと、あの手この手を試すことで、自分も経験が増えていきます。
原点に戻ると、シェアすることに価値を感じていたはずです。独走し始めたなぁと気が付いたなら、一度立ち止まって彼女を待ってみましょう。