フレンドゾーンとは
気になっている女性と仲良くなり、幾度となく会ったり何度かデートを重ねたりしたものの、告白またはセックスまで踏み切れず、月日が流れて行ってしまうことです。
フレンドゾーンに陥ると、二人の関係は「友達以上恋人未満」な状態でストップしてしまい、相手の女性からすると、その男性の意思がまったく分からないという状況が続いた結果、「うちら友達じゃん。」っていうそれ以上にはもうほぼならないデッドラインに到達するという結末になります。
フレンドゾーンにはまる人の多くは、数か月経過しても相手のことが好きなのかどうなのか意思表示ができないことです。
これが更に進んでしまって、1年後とかにまだ告白しようかどうしようかなんて悩んでいる男性もいます。
仲良くなったものの、その先に進めず停滞してしまう、こういった原因と対処方法について解説していきます。
フレンドゾーンにはまってしまう原因
シャイな男性に多いです。また、考えすぎな人にもありがちです。
結果を望んだり、断られるのを考えると心地よくないという理由から躊躇してしまうというのが主に挙げられる原因です。
もう一つは、相手の女性が自分のことを好きなのかどうなのか、ということを延々と考えてしまい、どんどん時間が過ぎて行ってしまうというパターンです。
一番長引いてしまう原因はこの「相手は自分のことを好きなのかどうなのか」というのを考えてしまうことなんです。
相手の興味を伺うという観察をしてしまうことは、根底にはシャイな性格が眠っているからなんです。
英語では「彼はチキンだ。」とか言ったりしますが、いわゆる臆病な性格なんです。
一緒にいて仲の良い楽しい日々が続くと、居心地が良くなるんです。
この状態をキープしたいという潜在意識が働き、次の段階に踏み切ると終わってしまうかもしれないという恐れがあって、状況が一変する可能性があるかもしれないということを考えてしまうんです。
女性側の心境
何度も会ったり、メッセージのやり取りで必ず返答が返ってくるというのは、その男性に興味があるからなんです。
こういった繰り返しのやり取りをするという時点で、あなたが相手の興味を伺うというよりも、相手はあなたの求愛を待っているんです。
月日が流れて何もなく一定期間が過ぎると女性は、あなたとの関係が「恋愛対象」から「恋愛対象から外れた良い友達」に変わってしまうんです。
恋愛対象から外れてしまうと、あなたに対する恋心は「0%」になってしまうんです。
ところが「良い友達」という関係で継続されてしまうことが多く、男性側としては片想い状態でずるずる時間が流れていってしまうんです。
恋心が0%になってしまう理由は、女性は本能的に決行できない男性を「社会的価値の低い男」とみなし、種の存続をかけたサバイバル上、恋愛対象から外してしまうんです。
または、男性側が興味を持っていないという解釈で、恋心が消滅するというのもあります。
上手く踏み切れない男性を「価値の低い男」と思う女性は、急に連絡を切ったりと、分かりやすい行動に出てくれることもしばしば。
相手の恋心のインジケーターが急激にゼロになる境目は予測がつきません。
女性によって短い人から気長な人まで様々です。
フレンドゾーンに陥った時の対処方法
基本的には一度陥ってしまうともう戻らないと思ったほうがいいです。
これは世界の統計的にも一度フレンドゾーンにはまった男性の可能性は「極めて低い」というデータもあります。
フレンドゾーンに陥ってしまっているというのに気が付いているのであれば、もう時はすでに遅いです。
可能性はゼロとまでは言い切れないので、まぐれなケースに賭けてもいいですが、結果は期待できないと思ったほうがいいです。
どっちにしてももう遅いのなら、カミングアウトして終了させるぐらいの勢いでもいいかもしれません。
「鉄は熱いうちに打て」という言葉によく似ていて、出会いもアツいうちにクローズしないと冷めてしまいます。
冷めると鉄と同じで、いくらカンカン叩いても、もう手遅れなんですね。
どうしてもその女性のことが忘れられないというのであれば、方法はただ一つ、一旦その女性から身を引いて何か月も一切出会わないようにします。
その後、ふと再びその女性の前に現れるんです。でもこの時は全くの別人になっておく必要があります。しかも相当男を磨きなおした自分になり、かつ色んな女性を魅了できるような感じの男です。
これなら可能性としては取り戻せることがあります。
そこまでこだわる必要がある凄い女性だと思うなら、唯一結果が見込める方法なので試してみるといいかもしれません。
ですが、ここまでするなら別の女性との出会いを探したほうが断然早いです。
フレンドゾーンにはまらないために必要なマインドセット
相手のあなたに対する興味を「敏感に、正確に、早く」気がつく必要があります。
ここが鈍感だと絶対に上手くいきません。
「敏感に」というのは、相手のメッセージの内容や次に会う約束の返答、あなたに会った時の表情やしぐさなど細部にわたりよく見ているかということです。
「正確に」というのは、相手の意思や思っていること、感じていることや考えていることをより正確に引き出すということです。正確性がないと「勘違い」を招き、相手の興味そのものすら疑わしいかもしれません。
「早く」というのは、一番早い段階で相手の興味に気が付けるかということです。基本的には相手のしぐさで察知できます。この気が付くというスピードが速ければ次にエスカレートさせるのに有効的で、スムーズな流れを作り出すのに必ず必要です。
この3つをマスターすると相手の恋心が0%に急変してしまう境目の前にクローズのタイミングが分かるようになります。
お互いのやり取りが繰り返されていて、相手の興味が伺えるのであれば、あなたは「恋愛対象」というカテゴリーに既に入っています。
恋心が冷めてしまう前に信頼の構築をして、あなたの意思を伝えましょう。
実際は相手の女性が自分のことを好きなのかどうなのかなんて考える必要ないんです。自分が相手の女性のことが好きならそれで理由は十分なんです。
相手を伺い考える時間を持つ必要はないんです。
気になってデートに誘った女性は「友達」ではないですよ。幾度とない恋心を感じているなら、自分の「意思」は、はっきりさせておきましょう。