日本人はどのような見た目のこだわりがあるのか
日本人の見た目のこだわりは世界的にも珍しいぐらいたくさんあります。
これだけ多くのファッションが小さな島国であふれ返るというのは凄いことなんです。
それだけ個々の見た目へのこだわりというのも半端ないということなんです。
車にしても服にしても髪型にしてもコスメにしても何から何までこだわりが強いですよね(マーケットが潤うというメリットも大きいです)。
こういったこだわりから、色んな新しいものが開発されて、日々進化している日本というのは素晴らしいことだと思います。
ただ、日本人の独特なこだわりの一つとして、人間を見るときに「外見」を非常に重視するところがあるんですね。
基本的に外側しか見えていないというか、そこしか見ないんです。つまり恋愛対象の女性や男性を見るときにも「外見判断」が多いです。
顔立ちがいいとか、二重とか、肌がきれいとか、足が細いとか、だれだれに似ているとか。外国人と結婚したい理由もハーフの子が欲しいとか、目が多きほうがいいとか、日本人女性に多いですけどそんな感じです。
根源にあるこだわりというのが「人に褒められたい」とか、「人に見られて恥ずかしくない」とか「よく思われたい。」とか「いいなって言われたい。」とかこういった日本人の方って意外といらっしゃるんです。
もちろん海外でも似たようなこだわりを持っている人はいます。ですが、ここまで外見重視のこだわりは珍しいのでは?といった感じがします。
「自分が気に入った」という感覚よりも、「人がどう思うか」を基準にしている意向が強いです。
近くのコンビニに行くのに日本人女性はメイクをするという話が海外で一時有名でした。「そこまでするのか。」とか「すごい。」とか言われていました。
日本人男性も美容意識が非常に高いです。髪型へのこだり、パーマかけたり、まゆげのお手入れとか、服のこだわりはもちろん、こういった日本人にしかない独特な見た目へのこだわりというのがあります。
日本人の見た目のこだわりと国際的な出会いの相互関係
見た目のこだわりは主に2種類に分類されますが、一つは自分に対してのこだわり、もう一つは人に対してのこだわりです。
この見た目のこだわりは出会いにどのように影響するのかを解説していきます。
自分に対しての見た目のこだわり
国際的な出会いにおいて、自分自身への見た目のこだわりは実は相手の好感にはあまり繋がらないことが多いです。
日本人がイメージする「格好いい」という外見は、別の国の人が見ると観点の違いからいまいちだったり、どうでもいいことだったりするんです。むしろ人柄や内面の方が重要なことの方が多いです。
日本人のファッションはものすごく幅が広く、同じ日本人でも違う人種なのかと思うぐらい色んなタイプの人がいますよね。
日本人女性なら男性の顔立ちや身長やあらゆる細かいパーツなども気になって、またそれを見て良し悪しを決めたりしますよね。合う人と合わない人を外見で決めたりもします。
ですが、日本人がどんなに見た目に力を入れても外国人からみるとJapaneseなんですね。どんな格好やファッションをしようと海外に行けばジャパニーズなんです。
見た目がどうであれ「どこから来たの?」と聞かれれば日本人なら「ジャパン」と答える事になりますよね?ということは、日本人のイメージというのは見た目によっては変わらないんですよ。
唯一「この日本人は何か違う」というオンリーワンを出すのであれば、「内面」しかないんです。
内面というのは、話し方や表現力や表情だったり、そういったその人の本質的な部分です。
こういった部分は日本人女性はあまりとらえない人が多いですが、外国人女性は結構相手の本質を多くとらえます。
人に対しての見た目のこだわり
人へのこだわりとは、相手に自分の理想を追求してしまうことです。
例えば、「あの子の顔は好きなんだけど、背が低い。」みたいな、「あの子のこれとこれはいいんだけど、これがダメ。」という感じのこだわり。
こういう外見判断というのを、相手とお話しする前から決める人っていますよね。これも結構日本人独特です。
初めからこだわりが強いと、出会える人に出会えなくなってしまうんです。
人を評価することから入るんではなくて、会話を楽しむことから入るのが自然で、相手の見た目なんて初めから考えることではないんです。
確かに自分の好みの女性やタイプの人はいて当然だと思います。
ですが、いきなり恋愛対象かどうかを考えてから話をすることを決めているような人は出会いはないです。
なぜかというと、あらゆる可能性をはじめから潰しているからなんです。
色んな人と話をすることによって、たくさんの広がりと自分の成長があるんです。
そういったことから理想の人に巡り合う可能性というのが大きくなっていくんです。
「ん~。。この子は。」なんて考えてないで、「何してんの?」っていきなり話しかけましょう。
そこから広がる人脈や自分のコミュニケーション能力のスキルアップも計り知れないほど向上が期待できるかもしれません。
出会いの向上の秘訣は、とにかく女性と話をすることなんです。
恋愛対象かどうかとか相手の見た目とか一切考えないんです。そんなのは後から考えればいい話なんです。
国際恋愛で陥る見た目主義の罠
外国人女性が「なんで私のことが好きなの?」って日本人男性に聞いたときに、相手の外見について一番に答える人が意外とたくさんいらっしゃるんです。
ここで印象がガタ落ちしてしまうというパターンが結構あります。
「かわいいね。」「きれいだね。」とかずっと言ってるんです。ウハウハしてる感じです。
結局は「外見判断ですよ~」って面と向かって言っているようなもんで、こういうのは海外では売春婦を連想させるようで、女性からすると非常に嫌気がさしてしまいます。
彼女の魅力は体というような、風俗店に並ぶオジサンのような目的に見えちゃうんですね。こういうのはホントに嫌われます。
それから逆に、非常に他人ベースな考え方の見た目主義。
あまり自分の彼女を人に紹介したくない。自信がないとか。どう思われるかわからないとか。
もしかわいい子ならみんなに自慢しちゃうとか。
彼女を自慢の美品のような扱いをしちゃってる人もいたり。「私は展示物じゃないんだけど。」と言っている外国人女性がいました。
はたから見てどうかとか、他人がどう思うかというのが基準である場合は、いい結果にはならないです。
他人基準だと、本質から離れて行ってしまうので、恋愛もまたいずれ行き詰まってしまいます。
本当に自分にあった相手なのか、一緒にいる時間がお互いが心から満たされているのかという本質を求めているのであれば、相手の内面にも惹かれるだろうし、他人の目は全く気にならないはずです。